
旧ブログを再編して掲載。
フリーランスも失敗する。補償やバックボーンがない個人が失敗した時…どうなる?という話。
長いフリーランス生活、いくら誠実な対応をしていても「賠償しろ!」と言われたこともあるし、「納期忘れてた」なんてこともある。
今回は、「納期忘れてた」っていう完全に自分マターな失敗の話。
なんでそうなったの
完全在宅フリーランスとなって1年目くらい。だんだん消化できない案件が手元にたまるようになってきた。
人脈が乏しい自分には断る恐怖が何よりも大きかった。「次なんてないかもしれない」という恐怖。一度お付き合いをはじめたクライアントさんからのお仕事は断らなかった。
加えて、忙しさからスケジュール管理・確認がアマアマになっていた。
「間に合わない」とわかった時、どうする?
最初はばっくれようかとも思った。クズだね。でも、一定の信頼を寄せて依頼してくれたクライアントさんに対してそれはあまりに不誠実。
ちゃんと謝罪しましょう。
私の場合、先に謝罪メールを送信。その後、一呼吸おいてから直接電話で謝罪。相手が許すのであれば、直接伺って、謝罪。
謝罪メールに書くこと
なんで納品できないのかちゃんと説明しようと思ったが、推敲した時、自分がこれを受け取ってもただの言い訳にしか見えないと感じた。ここまできて言い訳って見苦しい。どう頑張っても言い訳は言い訳にしかならない。
クライアントさんからしたら、これまでの事情なんてどうでもいい。だからその点では、ある程度の開き直りは必要かもしれない。
○○様 お世話になっております。△△です。 明日、納期の■■■■案件に関してお詫びとご相談がございます。 私のスケジュール確認ミスで、納期をXX/XXと誤認してました。 現状、○%ほどの進捗の状態のため、納期までに間に合わせることが出来ません。大変申し訳ありません。 可能な限りの対応をさせていただくつもりでおりますので、 まずはお電話にてお詫びとご相談をさせていただければ幸いです。 ご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ありません。
「間に合わない」「ごめんなさい」「(電話で)相談させてほしい」を伝えるだけにした。
電話で何話す?
もう謝る。
相手が「事情」を求めない限りは、言い訳はせず申し訳ありませんの繰り返し。最初は取り付く島もなくお叱りをただただ受けていただけだったが、こちらから会話のボールを投げられるタイミングがきたので、いくつかの提案をした。
「ここまでなら出来る」を提示
リスケするにしてもどこまで出来るのかが大事なので、明日はどの状態まで持っていけるかを先に提示する。加えて、リスケを許していただけるなら、改めてスケジュールを用意することを約束。
改善案を提案
クライアントの要望に応じて日報だったり週報だったり、定期進捗ミーティングなりはしていたが、このクライアントさんは、「じゃあお願いしますね」という依頼以降何の接触もなかった…。これがまずかった。作業レポートを送ることを提案した。
後日談
こっぴどく怒られたけれど、幸いにして一定の理解は示して貰えた。出資周りで他社さんも絡んでいたこともあって、損害賠償とかあったらどうしようとビクビクしていたけれど、ちゃんと謝って、今後は同じことがないように提案をして無事、リリース後のブラッシュアップ完了までの長期のお付き合いができた。
ただ、こういうチョンボをしちゃったお客さんにはどうしても強く出れなくなってしまうので、金額的なところだったり時間の融通だったりを通しづらくなってせいまった。
1日は24時間しかないし、いくら頑張ってもそれは変わらない。できることは限られてしまう。自分ができることとできないことの判断能力と、断る勇気も必要なんだと学んだのでした。