
個人事業主にとっては切っても切れないのに何故か毎年スムーズにすすまない確定申告。という方は多いのではないでしょうか。昨年から、税理士さんにお願いするようになって楽にはなりましたが、いやはや・・・まだまだ私には不釣り合いだったみたいで、報酬が高いと感じてしまいます。でも、記入漏れやミスの心配はなくなって、今まで経費にしてなかったものも経費になると教えてくれたり、プラスになることは沢山あります。
個人事業主の場合、ほとんどが国民健康保険への加入ですよね。漏れ無く私も国保で、今月分の領収書を封筒に入れつつ、久しぶりに考えてしまいました。
「健康保険って勘定科目なんだっけ・・・?控除されるんだっけ・・・?」
今一度調べて、記事にすることで覚えられるに違いない!という期待を込めて、検索することにしました。
まず、控除とは何?
控除・・・恥ずかしながらその意味をしったのは、3年前でした。
会社勤めしている時にも「控除」という言葉を聞いてはいましたが、結局大事なのは、自分の手元に入る金額だけでしかなく、それぞれの項目の意味を調べることはしませんでした。
ただ、なんとなく「控除ってお得らしい」という意識があった程度で、なんだったら「手当」みたいなもんだと思ってました。「医療控除」とか「配偶者控除」とかお得感あります。
では、控除とはどういう意味かというと、
《名・ス他》(金額・数量などを)引き去ること。
そう!あくまでも「引くこと」なのです。
給与所得者の場合、給与から控除されるということは「給与から引かれる」ということでした。
その控除された金額が、トータル面でお得を生み出しているというパターンが殆どですが、明細だけをみれば「ただ引かれて損しかねぇ!」という状態です。
給与から控除されるのは何?
給与所得の場合、一般的に控除されているのは、各種社会保険、所得税、住民税、会社がまとめて支払ってくれる保険や積立・・・などです。むちゃくちゃいっぱい取られてる!と思っていましたが、給与所得から個人事業主になって驚いたのが「思ったより引かれていた」ということと、「給与からの控除で結構助かっていた」ということでした。
手取りは各種控除によって少なくなります。その上、雇用保険や健康保険や年金保険は手厚い分高い、という印象です。でも、毎月それぞれの社会保険や納税を代行してくれますし、特に社会保険は、元が高いですが半分は会社が支払ってくれます。ありがたいですね。
給与からの控除と個人事業主、どっちが得?
トータルした年収や、生活スタイル、仕事へのスタンス、家族構成にもよるので一概には言えません。
ただ、個人事業主になると、こういった会社が半分払っていてくれた分も全額自分で支払うことになります。意識していなかった出費がドシンとやってきて初年度はかなり苦労しました。その上、納める額は前年度の収入が影響するので、ますます辛かったです。
はてさて、私の会社勤め最後の給与明細と今の支出具合を見ると・・・額面だけを見れば、個人事業主になった今の方が正直少ないです。(独立の失敗パターンと言われればそれまでですね!)きっちり控除してもらった上で半分は会社が払ってくれる社会保険の上に乗っかって、まじめに働いていれば毎月一定額が支払われていました。が、今はそこまでの安定はないです。個人事業主になると社会保険の総額はぐっと減りました。でも、手厚い保障はなくなり、将来の心配がないといえば嘘になります。特に厚生年金と国民年金は、実際に受給される時になると差が大きいです。雇用保険もないので、個人事業主を辞めたからといって失業保険が貰えるわけではありません。個人事業主向けで控除対象になる小規模企業共済というものもありますが、私は未加入です。
会社勤めの手取りと同じだけをお客様から頂いたとしても、結局そこから社会保険料を捻出しなければならないわけなので、社会保険の支払も見越して仕事を取ってくる必要が出てきます。これって意外に大変です。
身体的に無理のない生活を送ることができ、やりたいことが出来る・・・・という部分が私には大きいので満足してはいますが、やはり給与所得者の安定感は群を抜いていると思います。
社会保険とはドレのことをいうの?
社会保険は、民間保険会社の保険とは違って任意加入ではないものを指すようです。なんだかますます難しいですが、最初の疑問点、「国民健康保険は社会保険控除にあたるのか」はYESです。
個人事業主の場合の社会保険は「国民健康保険と国民年金」の2つの場合がほとんどだと思います。会社に勤めている場合は、国民健康保険は会社が入っている組合の健康保険になったり、国民年金は厚生年金になったり、雇用保険や労災保険がプラスされます。
確定申告の時の「社会保険控除」って?
確定申告の時の社会保険控除に話を戻します。確定申告の時の控除は、その分を収入からのぞいていいですよ!という意味での控除です。ここでやっと直接お得感が得られました。
確定申告時、納めた社会保険の金額は全額控除されます。つまり、個人事業主をしていて支払った国民健康保険と国民年金の金額は課税対象にはならないというわけです。実際支出しているわけなので、その分を税金の対象にされてはたまったものではないですけどね!
ちなみにですが、例えば、前年度分を支払えなくて今年前年度分も払ったら、その分も今年の控除額に含むことが出来ます。各社会保険の対象年度が今年の控除額ではなく、あくまでも「いつの分でも今年支払った額」が控除額です。余裕がある時にちゃんと支払いましょうね!
まとめ
国民健康保険も社会保険!国民年金も社会保険!確定申告の時の社会保険控除の対象です。控除額は課税対象にならないので、しっかり払っておいたほうが自分のためですね!